脂肪吸引を行う方の年齢
色々なダイエットを試しても、なかなか痩せることができない方も少なくはないと思います。脂肪を落としにくい方は、脂肪吸引を検討してみてはいかがでしょうか。脂肪が増えてしまう背景には、年齢ごとに、いくつかの原因が考えられます。その年齢に特有な原因に合わせて、効果的な脂肪吸引を目指しましょう。
10歳代の脂肪吸引
学生時代に活発に運動をしていた方が、やめた途端に脂肪がついてしまうことは、良く認められます。筋肉量が適正であれば、再度運動することにより、脂肪を減らすことが出来ますが、筋肉量が減ってしまうと、運動しても元に戻り難くなります。また、インナーマッスルの筋肉量が減少すると、胃や腸といった内臓も下垂してしまい、腹部が張り出します。内臓機能が低下してしまうと消化吸収がスムーズに行われなくなり、脂肪の蓄積が加速されることがあります。脂肪細胞は、成人になると一定になり増えることはありません。成人以降も太ったり、痩せたりするのは、脂肪細胞の大きさが変化することなのです。
20歳代の脂肪吸引
20歳代は、社会人として働き出す年代です。社会人として、重い責任を担うことにより、ストレスも溜まりがちになります。ストレスにより、食欲促進ホルモンが過剰分泌され、食欲が増大することがあります。また、ストレスが溜まってしまうと食べることでストレスを解消させる方もいらっしゃいます。これがストレスの溜まった時に過食に走りやすくなるメカニズムです。暴飲暴食をすると、一時的に大量のカロリーを摂取するため、消費しきれずに、体内に脂肪として溜めこんでしまうことになります。年齢的にもビキニなどウエストが丸見えのファッションを着こなしたい年代です。綺麗なウエストラインに憧れます。理想は括れがしっかりと出て、出っ張りのない綺麗なお腹です。ウエストの括れが無くなることにより、ショックを受けて脂肪吸引を希望される方が多くいらっしゃいます。
30歳代の脂肪吸引
30歳で、最も悩みが多いのが、産後太りです。出産後は、女性ホルモンであるエストロゲンが減少するのと、基礎代謝の低下が認められます。また出産後は、急激な運動を行うことも難しい期間ですので、体を動かすことによるカロリー消費も困難です。そのため脂肪が蓄積しやすくなります。クローゼットの整理をしていて、出産前にお気に入りだった洋服が入らなくなったということが切っ掛けで、脂肪吸引を希望されることがあります。
40歳代の脂肪吸引
40歳以降になると、老化の影響で出っ張りお腹の原因となります。老化によって身体の様々な細胞や器官が衰えてしまい、基礎代謝が低下します。基礎代謝が落ちると、摂取カロリーを消費することができず、余ったエネルギーが皮下脂肪として蓄積されてしまいます。その結果、いわゆる中年太りになります。
50歳代の脂肪吸引
50歳代女性の皮下脂肪の蓄積は、女性ホルモンと深く関係しています。閉経後には女性ホルモンのエストロゲンが減少してしまいます。エストロゲンは女性らしい体型にするだけではなく、脂肪の蓄積を抑制したり、食欲を抑えたりするなどの働きがあります。女性ホルモンの減少に伴い、エストロゲンの働きが低下してしまうことから、腹部を中心に脂肪が蓄積されやすくなってしまいます。過剰に腹部に脂肪がついた状態が続いてしまうと、見た目の醜形だけではなく、血圧が高くなったり、成人病に繋がってしまったりする可能性が増えます。
脂肪吸引のリスクやデメリット
脂肪吸引の術後、咳を認めることがあります。
脂肪吸引の術後、冷や汗を認めることがあります。